● 設計・施工研究グループの活動状況 リーダー:小谷克己、サブリーダー:宇佐美貞彦
 
 設計・施工研究グループでは、廃棄物最終処分場の設計に役立つことを研究し、コンサルタント、ゼネコン、プラントメーカーおよび遮水工専業者等が安全で安心できる処分場を建設するお手伝いを行っております。今期は特に、アンケート・ヒアリングや文献などを通して、不具合等の実情を調査し、4分科会でマニュアル作成に役立つ研究に力を注いでいます。

1. 安全性研究分科会(主査:志々目正高、副主査:海老原正明)
  ヒアリング実情調査結果等から、安全性に対する重みづけ、クラス分けを行い、具体的解決策を多重安全
  の考え方などから提案しようとしています。
2. 環境保全性向上研究分科会(主査:中村貞義、副主査:前田章)
  不具合事例等から、既設処分場の診断手法の具体化を図り、不具合予兆等を検討しています。また、
  機能検査者認定委員会の支援も行っています。
3. 準好気性埋立構造研究分科会(主査:田丸敏弘、副主査:藤田正実)
  主に文献調査から、廃棄物の貯留、自然の代謝機能利用および廃棄物の早期安定化を目標とし、今後の
  埋立地のあり方を提案したいと考えています。
4.遮水工マニュアル研究分科会(主査:宇佐見貞彦、副主査:工藤賢悟、伊藤隆彦)土質遮水工の変形挙動
  と透水性の変化実験や過去の研究成果を踏まえて、設計・施工技術者が参考になる手引書を作成して
  います。

なお、9月2日に設計・施工グループの全体会議を開催しました。各分科会の報告を行い内容の議論を行うとともに、リーダー・サブリーダーから不具合事例の報告をしました。
質疑応答の状況
報告を熱心に聞くメンバー


【お問い合わせ先】
 特定非営利法人 最終処分場技術システム研究協会(NPO・LS研)
  広報委員会 委員長  上田滋夫
  〒108-0074 東京都港区高輪3-23-14

 
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